お知らせ News

  • 2019.11.19
    スギ花粉症の減感作療法を行っています。

     当院では土曜日内科外来においてスギ花粉症の減感作療法を行っています。新しい治療法であり、毎年スギ花粉による花粉症にお悩みの方は是非一度ご検討ください。

     

    減感作療法とは

     減感作療法は、毎日少量のアレルゲンを含む薬を服用することで、アレルゲンに体を慣らしていき、アレルギー反応が過剰に起きないようにする治療法です。

     アレルギーの薬は、一時的に症状を抑える抗アレルギー薬がほとんどですが、減感作療法はアレルギーを根本的に治療する薬であり、長期的な効果が期待できます。

    スギ花粉の減感作療法には、皮下免疫療法と舌下免疫療法がありますが、当院では舌下免疫療法を行っており、舌下錠を採用しています。

     

    治療の流れ

     最初に、スギ花粉に対するアレルギー検査が必要になります。自己免疫疾患やがんなどの疾患のある方、重度の気管支ぜんそくの方は治療することができません。また、花粉の飛散時期(1月~5月)に治療を開始すると、副作用が強く現れることがありますので、この時期に治療を開始することはできません。

     舌下錠を舌の裏に投与して1分間保持し、その後飲み込んでいただきます。

     最初の1回は医師の観察のもとに行う必要があります。投与後30分ほど安静にしていただき、アナフィラキシー反応などの重大な副作用が起こらないことを確認します。その後は毎日自宅で同様の方法で摂取します。最初は低用量で7日分の薬が処方され、2回目以降は維持量となり、1か月分のお薬が処方されます。そのため、1か月に1回の通院が必要になります。効果が現れるのには数か月かかり、最低3年以上続けることが推奨されているため、根気良い治療が必要になります。

     

    費用

     初診は、初診料、スギ花粉アレルギー検査料、お薬代などで3割負担の方で約2,500円ほどになります。医師の指示によりアレルギー検査の項目が増えると増額となります。

     再診は、再診料、1か月分のお薬代などで3割負担の方で約2,000円ほどになります。

     

    効果

     効果は、アレルギー症状の軽減と、抗アレルギー薬の減量です。薬を途中でやめてしまうと、効果が切れてしまい、また最初からやり直しとなってしまいますので、継続して治療することが必要です。

     

    副作用

     副作用は、口内炎など、口内の炎症がほとんどです。副作用症状が見られたら医師にご相談ください。